30代から始める読書のすすめ|共感力と価値観が広がる時間

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。

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ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 31歳 夫婦 二人暮らし
  • ミニマリスト歴 5年
  • ブログ歴 1年

      

30代になると、「今さら新しい趣味を始めるのもなあ……」と思うこと、ありませんか?

特に読書って、「学生の頃から読んできた人には敵わない」とか、

「今から始めても遅いよな」って感じる人もいると思います。

 

でも、それって全然関係ないんですよね。

 

本は、1冊読めば確実にその1冊分の知識や気づきが、自分の中に積み重なっていくんです。

誰かと比べるものじゃなくて、あくまで「自分の人生の中でどう役立ったか」が大事ですから。

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読書はコスパ最強の“時間の使い方”

最近、本ってけっこう高くなってきましたよね。


単行本は2,000円近くすることもあるし、文庫本でも1,000円弱するモノもあります。

だからつい「ちょっと高いな…」って思ってしまいがちなんですが、

じつは読書って、時間の使い方としてはものすごくコスパがいいんです。

 

たとえば、外でランチすれば1,000円はすぐにかかりますよね。

でもその時間は1時間くらいで終わってしまう。

一方、本はどうでしょうか?

 
同じ1,000円でも、何時間、何日間にもわたって楽しむことができます。

1日30分ずつ読めば、1週間以上持ちますし、自分のペースでゆっくり向き合えるんです。

しかも、読書には「退屈を埋めてくれる力」があるんです。

 

なんとなく手持ち無沙汰な夜や、休日の午後、

家事がひと段落してできた“ぽっかり空いた時間”

そんな何気ない時間が、

本を開くだけで「じっくり自分と向き合える時間」に変わります。

 

さらに読書には、映画や動画にはない“一対一の感覚”があります。

 
画面越しにテンポよく情報が流れてくる動画や映画も楽しいですが、

本はあくまで「自分と本の世界だけ」。


登場人物の心の声も、作者の考えも、自分の中にまっすぐ届いてくるんです。

 

誰にも邪魔されずに、自分のペースで、静かにその世界と向き合える。

この一対一の距離感が、じんわりと心に染みてくるんですよね。

 

そんな読書が、たった1,000円〜2,000円で体験できるって、改めて考えるとすごいことです。

 

「何か予定あるわけじゃないけど、ちょっとヒマかも…」

そんな時間が、本を読むことで「心が満たされる時間」へと変わっていく。

 

読書は、退屈な時間を“意味のあるひととき”に変える最強のツールだと思います。

読書がくれる「思考の広がり」と「共感力」

読書がくれる「思考の広がり」と「共感力」

 

読書の一番の魅力って、「自分の考え方が広がること」だと思います。

小説やエッセイ、哲学書やノンフィクション——

 

どんなジャンルであっても、そのページの向こうには、

自分とは違う人生を歩んできた誰かの価値観や視点が詰まっています。

 

たとえば小説なら、登場人物の感情や選択に触れることで、

「こんな考え方もあるんだな」と気づかされることがありますよね。

「自分だったらこうするけど、この人は違う選択をした…なぜ?」

と考えるだけでも、頭の中で“対話”が生まれます。

 

これを繰り返していくと、

自然と他人の考え方を受け入れる余裕が育っていきます。

 

実生活でも、「自分とは違う意見にすぐ反発してしまう」ことってありますよね。

でも読書をしていると、「ああ、そういう考え方もあるよね」

と一歩引いて受け止められることが増えるんです。

 

これはまさに“共感力”が育っている証拠。

夫婦の会話や仕事の場面でも、お互いを理解し合いやすくなって、衝突も減っていきます。

 

そして、読書によって“思考の引き出し”が増えていくと、

物事を「ひとつの視点」だけで見ることが少なくなってきます。

 

何かに迷ったとき、「あの本にこんなこと書いてあったな」と思い出せる。

そんなふうに、自分の中に“静かだけど強い軸”が育ってくるんです。

本を読む人=知識を武器にできる人

本を読むという行為は、ただ知識を詰め込むことではありません。

 

でも、読書を続けている人って、

どこか話に深みがあったり、考え方に芯があったりするんですよね。

 

それはきっと、“知識”を自分の中にじっくりと育てて、

それを“静かな武器”として使えるようになっているからだと思います。

 

武器といっても、誰かを打ち負かすためではなくて、

「自分の言葉でちゃんと伝える力」とか「状況を冷静に見つめて判断できる力」とか、

人生において“大事な場面で使える力”のこと。

 

たとえば、夫婦間の会話で意見がすれ違ったとき、

読書で得た思考の整理術があれば、感情的になる前に一呼吸置ける。

 

仕事で悩んだときも、何気なく読んだエッセイの一節が、

自分の背中をそっと押してくれたりする。

 

そういう“見えないけれど確かな知識”が、

人生のいろんな場面で武器になってくれるんです。

 

特に30代になると、仕事でも家庭でも、誰かに頼られる場面が増えてきます。


そんなとき、「なんとなくこうだと思う」ではなく、

「こういう考え方もあるよ」と自分の中に根拠があると、

それだけで安心感が生まれます。


本を読むことで、知らないことを知っていくと同時に、

自分の“引き出し”がどんどん増えていく感覚。

 

これが、大人になってからの読書の醍醐味なんですよね。

 

読書って、声を大にしてアピールするものじゃないけど、

だからこそ静かに効いてくる、じんわり強くなれる習慣。

 
一冊、一冊と読んでいくたびに、

自分の中に積み上がっていく知識や価値観が、

いつの間にか“あなたらしい強さ”になってくれます。

おわりに:自分の“今”に合った本を少しずつ

読書を習慣にしたいと思ったときに大切なのは、

「今の自分に合ったモノを選ぶこと」だと思います。

本って、必ずしも最初から最後まで読み切らなくていいんです。

 

たとえ全部読めなくても、

その中にひとつでも「なるほど」と思えることがあれば、それで十分価値があります。

 

1冊の中にひとつでも心に残る学びや気づきがあれば、

それはもうその時の自分にとって“必要な読書”だったということ。

 

逆に、「難しくてよくわからないな」と感じたら、

それはまだ自分がその本を読む“タイミングじゃない”というサインかもしれません。

 

焦らなくて大丈夫です。

 

読書って、レベルアップするものではなくて、

“その時の自分にフィットするモノ”を選ぶのが心地 いいんです。

 

逆に、「つまらないな」と思う本があったとしたら、

それは“もう自分の中にインストールされている価値観”なのかもしれません。

 

つまり、その考え方や視点はすでに自分のものになっているということ。

無理して読み続けなくてOKです。

 

ぜひ、ご夫婦で「今年はこの本一緒に読んでみようか」なんて話をしてみてくださいね。

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少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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