
こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
今回は「片付けたいけど、いつも途中で挫折してしまう…」という方に向けて、
片付けを始める前に持っておきたい“心構え”についてお話ししたいと思います。
30代になって家族ができたり、暮らしのスタイルが変わったりすると、
家の中のモノも自然と増えていきますよね。
でも、「いつもなんだか散らかってる…」
「ミニマリストに憧れるけど、自分には無理かも」と感じていませんか?
そんな風に感じている方へ向けて、
片付けの心理的ハードルを下げる5つの考え方をお届けします。
特別なテクニックではありませんが、
「そういえば大事なことだったな」と思い出してもらえたら嬉しいです。
モノが少ない方が片付けは圧倒的にラクになる


まず最初にお伝えしたいのは、
「モノが少なければ少ないほど片付けは確実にラクになる」ということ。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
意識しているかどうかで行動は大きく変わります。
たとえば、デスクの上にモノが山積みの状態と、
必要なモノだけが整然と並んでいる状態。
ちょっと掃除しようかな、と思ったときにどちらが手をつけやすいかは明白ですよね。
モノが多ければ多いほど、
片付けは「重労働」に感じられ、そもそもやる気が湧いてこなくなります。


だからこそ、片付けの前にモノを減らす。
それが一番の近道です。
手放す基準はシンプルに。悩みすぎないことがコツ
片付けで一番疲れるのは、
「これ捨てる?残す?」と一つひとつ悩み続けることです。


「まだ使えるかも…」「いつか使うかも…」と考え込んでしまい、
気がつけば時間だけが過ぎて全然進んでいない、という経験はありませんか?
だからこそ、判断基準はシンプルに。
- 大切ではない
- 今使っていない
- 今後使う予定もない
この3つすべてに当てはまるモノは、機械的に手放してみましょう。
また、思い出の品やどうしても迷うモノは、いったん“保留”にしてOKです。
わが家は「保留ボックス」を使って、決められないモノをまとめています。


無理に答えを出さず、時間をおいてまた見直す。
それで十分なんです。
「ちょっとだけ」でOK。スモールステップを大切に
「今日はしっかり片付けよう!」と気合いを入れたはいいけれど、
ハードルが高くて結局手をつけられない…そんな経験はありませんか?
そんな時こそ、“ちょっとだけ”片付けてみるのがおすすめです。


引き出しの中から1個、使っていないモノを手放す。
それだけでも立派な一歩です。
それができれば次は2つ、次は洋服…。
このようにスモールステップを重ねていくことで、
少しずつ自信がつき、周りが整っていく感覚が得られるはずです。
「明日やろう」はつい後回しになりがち。
思い立った“今”、小さな一歩を踏み出してみてください。
他人と比べない。自分にとっての快適さを大切に
SNSや雑誌で見かける「理想の暮らし」。
見るだけで刺激にもなりますが、
比べすぎると心が疲れてしまうこともあります。


「あの人はすごいな」と思うのはいいですが、
「自分は全然ダメだ…」「もっと手放さなきゃ…」と焦る必要はありません。
人それぞれ、暮らし方や家族構成も違います。
大事なのは“自分にとって快適かどうか”。


他人ではなく、自分軸でモノの量を見直していきましょう。
完璧を目指さない。ほどほどでOK
「片付け=完璧にしないといけない」と思っていませんか?
実はそれが一番の落とし穴かもしれません。
完璧を求めると、ちょっと散らかっただけで「失敗した…」と感じてしまい、
モチベーションが下がってしまうんです。
片付けはゴールではなく、日々の積み重ね。


たとえ週末にキレイに整えても、翌日に郵便物が届いたり、
子どもの成長でレイアウトが変わったりと、状況は常に変わっていきます。
「まぁこのくらいならいいか」と思える“ゆるさ”を持つことも、
片付けを続けるコツの一つです。
まとめ|片付けの第一歩は「気持ちを軽くすること」


片付けが苦手に感じるのは、
行動の前に「気持ち」が重くなっているから。
今回お伝えした5つの心構えは、
片付けを少しでもラクに、楽しくするための“考え方”の整理です。
- モノを減らす
- シンプルに考える
- 少しだけでも動いてみる
- 他人と比べない
- 完璧を目指さない
どれもすぐに実践できることばかり。
「やってみようかな」と思えたら、それがもう立派な第一歩です。
あなたの暮らしが、少しでも心地よく整っていきますように。
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