ぬんこんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。
家の中が散らかりやすい――。
30代で子育てが始まってから、そんな悩みを抱える知人が増えました。
「気づいたら床にモノが転がってる」
「片づけても片づけても、すぐリバウンドする」
「疲れて帰ってきて、散らかった部屋を見るだけで落ち込んでしまう…」
そんな声を聞くたびに、
私は“どうすればもっとラクに暮らせるようになるんだろう?”と考えてきました。
私もミニマリストで、あまりモノに振り回されることはありませんでしたが。
でも、子育てが始まると、モノはどうしても増えます。
どれだけ気をつけていても、部屋は散らかりやすくなります。
だからこそ、私は改めて“掃除をラクにする方法”を考え直しました。
そしてたどり着いた答えが、
「掃除は気合いでやるものではなく、仕組みでラクにするもの」
ということです。
そこで今回は、私自身のミニマルな暮らしの経験もふまえながら、
子育てで忙しい30代夫婦でも実践できる“掃除をラクにする10カ条” をまとめました。
「部屋をスッキリ保ちたい」「気分よく過ごせる家で過ごしたい」
そんな人の助けになる内容です。
1|毎朝ベッドメイキングする


寝室は、家の中でもっとも散らかりやすい場所です。
ベッドが乱れていると、それだけで部屋全体がざわついて見えます。
私は、起きてすぐにベッドメークすることを毎日のルーティンにしました。
といっても、たった1〜2分で終わります。
- 掛け布団を軽く整える
- 枕の位置を戻す
たったこれだけで、寝室は見違えるように整います。
そして不思議と、ほかの場所まで散らかりにくくなります。
2|食事が終わったらすぐ食器を洗う


食器をシンクに置いたままにすると、あとで洗うのが一気に億劫になります。
だけど、食べ終わってすぐ洗えば、実はほとんど時間はかかりません。
私は「あとで」がなくなるように、
食事が終わったらすぐ手洗いするようにしています。
シンクに食器がたまっていると、一日中テンションが下がるので、
「未来の自分を助けるためにやる」
という気持ちで取り組んでいます。
3|ゴミの日を“チャンス”に変える


ゴミ収集の日、あなたはどれくらいゴミを出していますか?
私は、ゴミの日は“家の中を軽くするチャンス”だと思って、
できるだけ多くの不要品を出すようにしています。
- 壊れた日用品
- 賞味期限切れの食品
- 必要のない書類、チラシ
- 使わない紙袋
- 謎に溜まったレシート
これらをゴミの日の前日〜当日の朝に一気に片づけると、
家の中がかなりスッキリします。
やがてゴミの日が楽しみになるほど、気分が軽くなりました。
4|クローゼットに“空白”を残す


クローゼットがパンパンだと、家の中にモノがあふれ出します。
私は一度、クローゼットの床、ハンガーパイプ、
棚すべてに「意識的な空白」をつくりました。
結果、モノが勝手に散らからなくなりました。
上着やバッグが乱れがちですが、
しまう場所に余白があるとすぐに片づけられます。
収納を増やすより、“余白をつくる”ほうが100倍効果があります。
5|平らな場所には何も置かない


テーブル、キッチンカウンター、洗面台。
これらは“散らかる魔界”です。
一度何かを置くと、次々にモノが積まれていきます。
私はルールとして
「平らな場所をすべて“置かない前提”にする」
と決めました。
- レシートは置かずにゴミ箱へ
- 小物はトレイにまとめる
- 洗面グッズはすぐ棚へ収納
これだけで、部屋の印象が劇的に変わります。
6|1〜2分で終わる作業は“その場でする”


部屋が散らかる本当の原因は、“先延ばし”です。
私は「2分ルール」を導入しました。
- リモコンを元の場所へ
- 調理中に調味料は片付けておく
- 脱いだ服をハンガーにかける
- タオルを新しいものに交換する
どれも2分以内で終わる作業です。
これをためると、10倍のストレスになります。
逆に、その場でサッとやると散らかりません。
7|新聞・雑誌は読んだらすぐ処理


雑誌やチラシを取っておくと、どんどん積み上がります。
私は、必要な部分だけ切り抜いて、あとはすぐリサイクルに出すようになりました。
「いつか読むかも…」で残したモノは、結局読みません。
山積みの紙類は、家の空気を重くします。
8|ジャンクメールは即時リサイクル
郵便物は、放っておくとキッチンを侵食し始めます。


そこで、郵便受けに「チラシお断りシール」を自作し、貼りました。
必要ない広告やチラシは、家に持ち込まずその場で処理(破ります。)
これだけで、無駄な買い物も減り、思考もクリアになります。
9|服は脱いだらすぐしまう


昔の私は、床に服を脱ぎ散らかすタイプでした。
ですが、今は脱いだその瞬間に“未来の自分”のために片づけます。
- 洗濯する服はカゴへ
- もう一度着る服はハンガーへ
それだけで、寝室やリビングが散らかりません。
10|使ったモノは必ず元の場所へ戻す


妻に「片づけてよ」と言う前に、
まずは自分が見本になることが大事だと気づきました。
私は寝る前に必ず、家の中を少しだけ見回します。
- 定位置からズレているモノを戻す
- 使ったモノは元の場所へ
5分あれば十分です。
翌朝、すっきりした空間で目覚められます。
まとめ|掃除は“努力”ではなく“仕組み”でラクになる


子育て中は、どうしても家が散らかりがちです。
でも、モノを見直し、小さな習慣を続けることで、家は自然と片づくようになります。
特に効果が大きいのは、
「モノを増やさず、モノの定位置を決めること」。
この2つができるだけで、家の中の空気がガラッと変わります。
30代になり、子育てをしながら働く毎日。
その中でも、自分たちの暮らしを少しずつ整えていくことで、心にも余裕が生まれます。
掃除がラクになると、会話も増え、家で過ごす時間がもっと豊かになります。
あなたの暮らしにも、この10カ条が役に立ちますように。












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