こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
みなさん、わかっているんです。お部屋はきれいな方がいいと。
でも、なぜか行動に移せない。
物が手放せないんです。
その原因は一体なんなのかを紹介したいと思います。
人は現状維持を好む生き物
物をたくさん所有している、その状態が普通だと思って生きています。
人は元々、現状を変えたくないと言う気持ちが強い生き物です。
ものを捨てたらお部屋がスッキリするというメリットもあるけれど、
もしこれを手放すことで、今の生活が保てなくなるかも…
もしかしたら極論の話死んでしまうかも…
無意識のうちに、こんな心理に陥っています。
じゃあ今のままでいい!今のままがいい!
となっています。
そもそも、人間は変化を嫌う生き物であると知っておくのが大切です。
スキーに行こう!って言っても、骨折するかもしれない、
行きたくないと言う心理と同じ効果が働いています。
現状維持を安心安全だと捉えています。
そんな無意識には、少しずつ対抗していくしか方法がありません。
いきなり全部変えようとすると、
拒否反応が出てしまうものです。
ジョギングが習慣にならないと一緒です。
いきなり初心者が1時間走る!って決めても
3日と、もたないですよね。
物事はいきなりやりすぎると続きません。
読書も続かない人は、まずはページを開くところからすると同じ。
物が捨てられない人は、まず1日ひとつ物を捨てていくことから始めていくと良いでしょう。
そして、1週間後は、1日に2つずつ捨てていく。
こうやって、スモールステップを踏んでいくことで物を手放す習慣を作ることができます。
一度手放すことの心地よさを知っていけば、
それが経験になってどんどん手放せるようになっていきます。
手放せるぞ!となったら
こんまりさんが提唱している
片づけ祭りを行いましょう。
一生のうちに1度行う、片付けのこと
一度徹底的にものを手放す作業をすれば、
ずっと片付いた部屋がキープできるという理論のこと。
サンクコスト効果がかかってしまうから
もう一つの片づけられない原因として、サンクコスト効果が働いていることが挙げられます。
サンクコスト効果とは、
過去の回収できないコストに固執して、
さらなる無駄なコストを生み出してしまう心理効果のことです。
例えば、
- 昔、高値で買った服が捨てられない。
- いつか、将来使うかもしれない。
- もうあまり使っていないけど、高かった家具や家電。
使わないものを捨てずにしまっておくほうが
場所もとるし、ほこりもかぶります。
使っていないなと頭のメモリも使ってしまっています。
これってもったいないですよね?
サンクコスト効果は、所有期間が長いほど
効果が強くなってしまいます。
私の両親は、物が捨てられないのですが、
サンクコスト効果が強く働いているんだなと思います。
サンクコスト効果への対処法も同じく、小さなものから少しずつ手放していくことです。
慣れてきたら大きなサンクコスト効果が働いているものも
自然と、抵抗が少なく手放せるようになります。
また、今の時代売れる環境が整っているので
メルカリやジモティーを活用するのも有効的です。
さいごに
今回は、物が捨てられないのはなぜなのかを紹介させていただきました。
・人は変化を嫌い、現状維持を好む生き物だから
・サンクコスト効果が働いているから
物が手放せない原因は、人間の心理にあります。
みなさんには、ミニマル思考を理解し、物を手放し、
快適な生活を送ってもらいたいです。
ここまで見ていただきありがとうございました!
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