こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
成功している人々に共通して見られる「誠実性」。
これは単なる努力や環境では説明できない、
物事に真剣に向き合い、継続する力を指します。
この誠実性を支える大きな要因の一つが「集中力」です。
そして、この集中力を最大限に引き出すための隠れたカギが、
カフェインの摂取タイミングにあることを、最近初めて知りました。
起床後すぐにコーヒーを飲む人は多いですが、
実はこれが集中力を高めるどころか、逆効果になることがあるのです。
その理由を、次で詳しく解説します。
脳のメカニズム:獣と調教師
著書「ヤバい集中力」では、
脳の働きを「獣」と「調教師」にたとえています。
これは、集中力を理解する上で非常にわかりやすいモデルです。
獣は、私たちの本能的な部分を表し、エネルギーは非常に強いですが、
その反面、すぐに気が散りやすい特性を持っています。
食欲や睡眠欲など、基本的な生存本能に関わる脳の働きを担っています。
これは自然な反応で、必要不可欠なものですが、集中が続かない原因にもなります。
一方で調教師は、私たちの理性的な脳の働きを表します。
調教師の役割は、
獣の強力なエネルギーをコントロールし、集中力を持続させることです。
調教師は獣のエネルギーを制御する力は弱いものの、
成功すれば集中力を最大限に引き出すことができます。
つまり、獣のパワーをうまく操縦することで、
自分のやりたいことに集中できるようになります。
集中力を高める具体的な方法
現代最強の集中力を高めてくれるモノ
それは「カフェイン」
起床後のカフェイン摂取は、集中力を高めるために多くの人が実践していますが、
実は起床直後にカフェインを摂ることはあまり推奨されていません。
その理由を詳しく説明します。
起床直後に分泌される「コルチゾール」の役割
朝、目が覚めると、私たちの体はコルチゾールというストレスホルモンを分泌します。
コルチゾールは、身体を覚醒させる働きを持っており、
心拍数を上げて、体を活動モードに切り替える役割を果たします。
起床後30~45分がコルチゾールの分泌量がピークになる時間帯です。
この時間帯には、コルチゾール自体が私たちを覚醒させてくれるため、
無理にカフェインを摂取する必要がありません。
起床直後にカフェインを摂取すると、
コルチゾールとカフェインが両方とも覚醒効果を持っているため、
心拍数が急激に上昇し、焦りや不安を感じやすくなります。
これが、起床後すぐのカフェイン摂取が逆効果となる理由です。
カフェイン摂取の最適なタイミング: 起床90分後
カフェインを効果的に摂取するためには、
起床後90分が理想的なタイミングです。
この時間が経つと、コルチゾールの分泌が落ち着き、
自然に覚醒した状態から、
カフェインの効果を最大限に引き出すことができるようになります。
コルチゾールが自然に減少してからカフェインを摂取することで、
体が過剰に刺激を受けることなく、安定して集中力を高めることができます。
このタイミングを守ることで、カフェインによる覚醒効果と集中力の向上が持続し、
無理なく一日をスタートすることができます。
焦りや不安を防ぐ方法
起床後すぐにカフェインを摂る代わりに、
まずは水を飲んで体を目覚めさせたり、
軽いストレッチを行って自然に覚醒させましょう。
その後、90分ほど経過してからコーヒーやお茶を飲むと、
カフェインの力でさらに集中力が高まります。
脂肪分と一緒に摂る
カフェインは一気に吸収されると、その効果が急激に現れ、
集中力が不安定になることがあります。
そこで、脂肪分を含むミルクなどを一緒に摂ることで、
カフェインの吸収速度を緩やかにし、
持続的に集中力を高めることができます。
集中力を高める「儀式」
成功している人たちが取り入れている「儀式」というのも、
集中力を高めるための重要な要素です。
例えば、プロスポーツ選手のイチロー選手が打席に入る前に行う
特定のルーティーンがこれにあたります。
事前に決まった行動を繰り返すことで、
脳が「これから集中する」というスイッチを入れやすくなります。
例えば、お茶を飲む、軽くストレッチをする、
ガムを噛むなど、自分に合った儀式を見つけてみましょう。
おわりに
集中力は、仕事や日々の目標達成に欠かせないものです。
正しいカフェインの摂取や儀式を取り入れて、
集中力を高め、より充実した生活を送りましょう。
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