
こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
クローゼットを開けて、「よし、今日は片付けよう!」と思ったとき、
最初に思いつくのが「どうやって収納しよう?」ということではないでしょうか。



「無印のケースを買いに行こうかな」
「ハンガーを統一したら見た目がスッキリするかも」
こんなふうに、収納や見た目を整える=整頓を優先してしまうと、
片付けがどんどん複雑になってしまいます。
でも、モノを手放すために本当に大事なのは「整理」を優先することなんです。
「整理」と「整頓」はまったくの別物


言葉は似ていますが、「整理」と「整頓」は役割が違います。
- 整理:必要なモノと不要なモノを分けること
- 整頓:使いやすく、美しく収納すること
まず整理をしないまま整頓を考えてしまうと、
いらないモノまで「収納」してしまう危険性があります。
たとえば、
「とりあえず箱に入れてしまおう」
「このケースに入れば大丈夫でしょ」
こうして、本当はいらないモノたちが“収納されただけ”になってしまうのです。
綺麗な部屋=モノが少ない部屋


私たちはつい、「整っている部屋=綺麗な部屋」と思いがちです。
収納が美しく、見た目が整っていると、なんとなく片付いている気になりますよね。
でも実は、綺麗な部屋というのは“整頓”でつくられるのではなく、
“モノの少なさ”によってつくられているんです。
部屋が散らかる理由は、収納が足りないからでも、
整頓ができていないからでもありません。
モノが多すぎるからなんです。
「整頓」は後回しでいい。まずは“要・不要”の判断を


たとえば、クローゼットの中にある服やバッグ、段ボールの中に入ったままの雑貨たち…。



「これ、最近使ってないな」
「もう着ないかもな」
そんなふうに“使っているかどうか”だけで判断して、
どんどん手放すことが整理の基本です。
ごみ袋に入れて処分するだけなら、意外と時間はかかりません。
不要品としてメルカリやリサイクルショップで売ってもOKです。
とにかく、「もう使っていないモノ」とサヨナラすることに集中するんです。
整頓を先に考えると、どんどん片付けが面倒になる


整理が終わる前に整頓を始めると、思った以上に時間がかかります。
- 収納グッズをネットで探す
- 無印やニトリに行って買い出し
- ラベルを貼って並べてみる
こういった「見た目重視の片付け」は、実は本質からズレているんです。
さらに、「せっかく買ったから使わなきゃ…」と不要なモノまで残してしまうことにも繋がります。
整理された部屋は、自然と散らからない


不思議なもので、しっかり整理されていてモノが少ない部屋は、
整頓していなくても自然とスッキリして見えるものです。
収納が少し雑でも、そもそもモノが少ないから気にならない。
美しく見せるために工夫しなくても、部屋が“軽やか”に見える。
一方で、整頓だけにこだわると、
どこか「重たい」「詰まってる」印象になってしまいます。
30代夫婦こそ、「整理優先」で暮らしを軽くしよう


仕事や家事に追われる日々の中で、限られた時間で片付けを進めるには、
「整頓を後回しにする」くらいの割り切りが大事です。



「今日は“いらないモノ”を手放す日!」
「整頓は後日、気が向いたらでOK!」
そんなスタンスで整理を進めると、
モノがどんどん減っていき、心の余白まで生まれてきます。
夫婦で「最近使ってないモノある?」と話し合いながら進めるのもおすすめです。
考え方が共有できると、暮らし全体が心地よくなっていきますよ。
まとめ:片付けは整理から。整頓はあとでOK!


綺麗な部屋を作るために必要なのは、
「どう収納するか」ではなく、「何を手放すか」です。
整理を優先することで、
整頓に時間をかけなくても、自然とスッキリした部屋に近づいていきます。
ぜひ一度、整頓を“後回し”にして、
いらないモノを手放す整理から始めてみてください。
それが、心にも暮らしにも余白を生む、いちばんの近道になるはずです。
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