
こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
はじめに
子育てをしていると、日々の生活費や教育費などお金の出入りに敏感になりませんか?



「なるべく無駄遣いを減らしたい」
「でも、ストレスでつい買ってしまう」
そんな気持ちを抱える方は多いのではないでしょうか。
実は、無駄遣いを減らす一番シンプルな方法は「モノを手放す」ことです。


意外かもしれませんが、
余計なモノを手放すと、買い物に対する意識が変わり、
自然と無駄遣いが減っていきます。
この記事では、なぜ「モノを捨てる」と無駄遣いが減っていくのか?
そして、暮らしの工夫の仕方についてをお伝えしていきます。
モノを捨てると買い物の意識が変わる
部屋を整理して不要なモノを捨てていくと、買い物するときの感覚が大きく変わります。


例えば、洋服を処分するときに「これ結局ほとんど着なかったな」と感じたことはありませんか?
その経験があると、新しい洋服を見たときに「これも結局は捨てることになるかも」と
冷静に考えられるようになります。


つまり、モノを捨てる経験が“未来の買い物の判断基準”になるのです。
衝動買いをする前に「これは本当に必要だろうか?」とワンクッション思考が入る。
その積み重ねで、余計なモノを買う確率はぐっと下がります。


「必要だから買う」と「欲しいから買う」の違い


モノを買う理由は、大きく分けて二つあります。
- 必要だから買う
生活に欠かせないモノ。
例:トイレットペーパー、子どものおむつ、洗剤、通勤用の靴など。 - 欲しいから買う
なくても生活できるけど、心が動いて買いたくなるモノ。
例:セール中の洋服、新型スマホ、SNSで流行っている雑貨など。
前者は迷わず買ってOKですが、問題は後者です。
「欲しいから買う」多くのモノは、実際に手に入れても生活に大きな変化はなく、
むしろ部屋を圧迫し、無駄遣いにつながります。
モノを手放していくことによって、必要だと買っていたものも
実は、欲しいから買っていたと気づくことも多くあります。
広告は無駄遣いを誘う装置


私たちが「欲しい」と思う気持ちの多くは、広告に影響されています。
SNSでのPR投稿や、街中の看板、ネット広告…。
日常は広告だらけです。
例えば、同じ機能のスマホを持っているのに
「新しいモデルが出たから欲しい」と思ってしまうのは、
広告が作り出した“欲望”に反応しているから。
実際に使い始めると「前の機種でも十分だった」と感じるケースも少なくありません。
不要なモノを捨てていく過程で
「これは広告に踊らされて買ってしまっていたかも」と気づくことも多いのです。
モノを手放すと、自分の価値観が見えてくる


モノを捨てる作業を繰り返していると、
「自分は何が好きで、何が不要なのか」という価値観が少しずつ明確になってきます。
例えば、洋服を整理しているときに、
- 「この柄は一度も着なかった」
- 「この色は自分の好みじゃなかった」
と気づくことがありますよね。
そうした気づきが積み重なると、
次に買い物をするときに「自分にはこのテイストは合わない」と判断できるようになります。
逆に、この作業をしていないと、毎回なんとなく買ってしまい、
同じような失敗を繰り返し、モノは無限に増えていってしまうのです。
ここで大切なのは、「自分の傾向を知ること」そのものが無駄遣いを減らす近道になるという点です。
好みがはっきりすることで、広告やセールの誘惑に流されにくくなります。
私自身の体験談|靴にお金を使いすぎて気づいたこと
私自身も、靴が大好きだったので
「とりあえず流行っている靴は手に入れておきたい」と思っていました。
メルカリで売買するのを楽しんでいたのもあります。


靴だけではなく、さらに
「靴に合わせる服も必要だな」「アクセサリーも欲しいな」と次々と買い足していき、
まるで湯水のようにお金を使っていた時期があります。
まさに、モノがモノを呼ぶ状態に陥っていました。
でも、あるときふと部屋に積まれた靴の山を見て、
「これって何のために集めているんだろう?」と疑問を抱いたんです。
結局それは周りに対する“見栄”でしかなかったと気づきました。
当然ながら、お金は貯まるどころか減る一方。
そんな時にモノを手放し始めたことで
「こんなに靴は必要ない。シンプルでどんな服装にも合うものだけで十分だ」と気づいたのです。
それからは自然と無駄遣いが減り、お金も蓄財できるようになりました。
この経験からも、モノを捨てることが価値観をはっきりさせ、
無駄遣いを防ぐ大きなきっかけになると実感しています。
我慢ばかりはNG。欲しい気持ちをコントロールする


ただし「欲しい」という感情を完全に抑えると、ストレスが溜まります。
その反動で爆発的に散財してしまうことも。
重要なのは、バランスです。
- どうしても欲しいモノを一つだけ買って満足する
- 本当に長く使えるモノかを夫婦で話してから買う
- 「一週間たっても欲しい気持ちが続いていたら買う」とルールを決める
こういった工夫で、欲しい気持ちを上手にコントロールできます。
モノを捨てた先にある「コントロール感」


無駄なモノを手放していくと、
部屋には「必要なモノ」や「心から好きなモノ」だけが残ります。
それはつまり、自分たち夫婦が100%コントロールして選んだ空間。
その環境にいると、「欲しい」という一時的な感情に流されるよりも、
「今あるモノで十分」という深い満足感を得られるようになります。
散らかった部屋より、必要なモノだけが整った空間のほうが、
安心感がありますし、気持ちも穏やかになっていきます。
まとめ|捨てる習慣が無駄遣いを減らす


- モノを捨てると買い物への意識が変わる
- 「必要だから買う」と「欲しいから買う」を区別できる
- 広告に流される買い物が減る
- 捨てることで自分の価値観や好みが見えてくる
- 実体験からも“見栄の買い物”に気づきやすくなる
- 欲しい気持ちも適度に満たすことでストレスを防げる
- 部屋も心も「コントロール感」で満たされる
無駄遣いを減らすコツは「買わない努力」ではなく「捨てる習慣」から。
夫婦で協力して少しずつモノを減らすことが、
家計の余裕や心のゆとりにつながっていきます。
「捨てる」という行動は、単なる片付けではなく、
未来の暮らし方やお金の使い方を整える第一歩です。
今日から少しずつお家の片付け始めてみませんか?
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