ミニマリズムは“全部捨てる”じゃない。30代子育て夫婦が本当に暮らしやすくなる考え方

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。

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ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 32歳 3人暮らし     (妻・息子)
  • ミニマリスト歴 6年
  • ブログ歴 2年

      

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ミニマリズムって、全部捨てることじゃなかった

「ミニマリスト」という言葉を聞くと、

すべてを捨てて、何もない部屋で暮らしている人。

そんなイメージを持つ人が、まだまだ多いように感じます。

 

でも実際は、まったく違います。

私自身、ミニマリズムを実践していますが、家にはちゃんと生活があります。

 

ダイニングテーブルもあるし、家族3人で座れるソファもあります。

家族の思い出の品も飾っています。

 

冬になればジャケットも必要だし、帽子も手袋も使います。

 

ミニマリズムとは、「少ないモノで暮らす」というだけ。

そして、“少ない”と“まったくない”は、同じではありません。

 

むしろ、家族で暮らす私たちにとっては

「必要なものは持つ」「生活に合ったモノは残す」

この選択こそが、とても大切なのだと思っています。

私が実践しているのは「合理的なミニマリズム」

私は極端にモノを減らしているわけではなく、

必要なものは持ち、いらないモノは手放す。

ただそれだけのことを、淡々と続けているだけです。

 

理由はシンプルで、

大切なものに時間を使いたいから。

 

私にとっての大切なものは、家族との時間であり、

子どもが笑っている瞬間であり、少しでも誰かの役に立つこと。

 

ミニマリズムは、そのための「手段」でしかありません。

 

モノが少ないと、探し物が減り、掃除がラクになり、

家族との時間にゆとりが生まれます。

心の余白も生まれるので、子育てのイライラも減ります。

 

逆に、必要なモノまで無理に捨てる必要はありません。

必要なら持てばいいし、大切なら残せばいい。

そこに罪悪感を持つ必要は、まったくないのです。


誤解:ミニマリズム=整理整頓ではない

ここも大きな誤解ですが、

ミニマリズムと整理整頓は、まったく別物です。

 

整理整頓は「並べ替え」。

ミニマリズムは「減らす」。

 

整理整頓は一時的な対処ですが、

ミニマリズムは根本から生活を変える行動です。

 

たとえば、押し入れの中をキレイにしても、

そこに大量の使わないモノが詰まっているのなら、

生活は少しも変わりません。

 

片づけても片づけても、また散らかってしまう。

それは、モノが多すぎるからです。


整理整頓が“限界”を迎える理由

整理整頓では解決できないことは、意外と多いです。

① ほとんど使っていないモノが家のスペースを奪う

クローゼット、物置や倉庫、収納棚。

本来なら空いていていいスペースが、

使わないモノに占領されていませんか?

 

実はそれ、誰の役にも立っていません。

売ったり譲ったりすれば、誰かが喜んで使ってくれます。

② 片づけでは「買いすぎ」の問題を解決できない

片づければ一瞬スッキリしますが、モノを買いすぎる習慣はそのままです。

 

むしろ、整理整頓のために収納家具を買い足したり、

家が手狭に感じて大きな家へ引っ越したりと、

さらにお金がかかる場合もあります。

③ 整理整頓は「もっと欲しい」を消してくれない

収納箱にモノを詰め込むことは、

「まだ取っておきたい」「まだ手放したくない」

という感情の表れです。

 

これでは、

「たくさん持つこと=幸せ」

という文化から抜け出せません。

④ 整理整頓は、本当に必要かを考える機会を奪う

整えるだけでは、必要かどうかはわかりません。

ただ並べ替えただけで、また蓋をして、忘れてしまう。

これでは人生は変わりません。


一方、ミニマリズムは人生を本質的に変えてくれる

モノを減らすと、整理整頓では得られなかった変化が生まれます。

  • 探し物が減る
  • 家事がラクになる
  • お金の使い方が整う
  • イライラが減る
  • 心に余白が生まれる
  • 時間の使い方が変わる

そして一度手放したモノは、

永遠にあなたの前から消えます。

これは整理整頓では絶対に起こらない変化です。

 

子育て中の私たちにとって、時間のゆとりは、心のゆとりそのもの。

家族の笑顔にも直結します。


「減らすこと」は家族の未来への投資だと思う

私がミニマリズムを続けているのは、

今日の暮らしをラクにするためだけではありません。

 

子どもが成長したとき、

私たちが40代、50代と年齢を重ねたとき、

家族が少しでも軽やかに暮らせるように。

 

そのために、今から余計なモノを抱えないことを選んでいます。


さいごに:ミニマリズムは、あなたが幸せになるための道具

ミニマリズムは、目的ではなく手段。

大切な人生に集中するための、ただの方法です。

 

だから、すべて捨てる必要はありません。

必要なら持てばいいし、家族との思い出なら残せばいい。

 

あなたが「これが私の豊かさだ」と思えるなら、

どんなモノでも持っていて大丈夫です。

 

減らしすぎないミニマリズム。

家族を大切にするミニマリズム。

 

それが、私たち夫婦にちょうどいい形だと感じています。

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この記事を書いた人

少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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