
こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
はじめに


仕事や家事、子育てなどで忙しくなると、
「いかに効率よく毎日を回すか」が大きなテーマになりがちです。
スマホやテレビでも
「時短テクニック」「効率化のコツ」といった情報をよく目にします。
私自身も、「なるべく早く終わらせよう」と家事を急いでいた時期がありました。
洗濯も食器洗いも「早く片づけて次のことをやろう」と思ってばかり…。
でも、ある日ふと気づいたんです。
「あれ?時短しようとするほど、逆に心が満たされていないな」と。
そこから「時短しない」「ゆっくりやる」という暮らしを意識しはじめたら、
思いがけない豊かさが見えてきたのでご紹介させていただきます。
時短しない家事の魅力とは?
時短しないというと「効率が悪い」と思うかもしれません。でも実際は違います。


例えば、食器洗い。
急いで洗うと「ただの作業」で終わりますが、
一つひとつを丁寧に洗っていくと、
「キレイにしている」感覚があって、ちょっとした達成感が生まれます。


掃除においても、階段を掃除、トイレの便座を拭く、モノをどかして床を拭くことで
ホコリやヨゴレとともに、心のモヤモヤがなくなっていきます。
効率を追うより、ゆっくりと一つひとつに向き合った方が、
むしろ生活に彩りが出ることを実感しています。
「ゆっくり家事」はマインドフルネスにつながる


実は、この「時短しない家事」は心理学でいう
マインドフルネスに近い効果があります。
- 今この瞬間に集中できる
- 雑念が減って気持ちが落ち着く
- 小さな達成感を積み重ねられる
つまり、ただの家事が「心のリセットタイム」になります。
私自身も、トイレ掃除を一つひとつ丁寧にやったとき、
「ああ、ちゃんと暮らせてるな」と満たされた感覚になれます。


時短と丁寧のバランスを取る


もちろん、すべての家事をゆっくり丁寧にする必要はありません。
朝の忙しい時間は、どうしてもスピード重視になるのも分かります。
だからこそ、「どの家事をゆっくりやるか」を決めておくのがおすすめです。
例えば、朝は洗い物があまり出ない料理を作り、サクッと済ませて、
夜は食器洗いや洗濯物をゆっくりする。
そうすることで無理がなく、バランスもとれます。
苦手な家事は家電に頼っていい


丁寧にやることが心を満たす一方で、
苦手な家事や苦痛を感じる作業まで無理に頑張る必要はありません。
例えば、
- 食器洗いが苦手なら食洗機に頼る
- アイロンが嫌なら「シワになりにくい服」を選ぶ
- 掃除が大変ならロボット掃除機を活用する
便利な家電を使うのは「怠けること」ではなく、暮らしを整えるための工夫です。
大切なのは「すべて時短」でも「すべて丁寧」でもなく、
自分に合ったバランスを見つけること。
苦手なことは機械に任せて、
その分「好きな家事」や「心が落ち着く家事」に丁寧さを注げばいいのです。
私は、掃除を毎日こまめにするタイプではないのでロボット掃除を導入しています。
でも、心を整えるために土日は玄関掃除や、階段掃除は手で拭いて行うこともあります。






自己肯定感が高まる「丁寧な家事」


家事を「ただの作業」と捉えると、どうしても面倒に感じやすいものです。
でも「自分や家族を大事にする行為」として捉えると、
同じ家事でも自己肯定感がぐっと高まります。
例えば、夫婦で暮らしていると、
相手が気づいて「ありがとう」と声をかけてくれることもあります。
その一言があるだけで、
「やってよかった」「丁寧にやってよかった」
と感じられるんですよね。
最近は、ゆっくりご飯を作ることにハマっています。
副菜を作って、バランス良い食事が作れたとき妻が喜んでくれるのが嬉しいです。
「時短しない」のは小さな贅沢


現代は「効率化」や「時短」が正義のように語られています。
もちろんそれが必要な場面もあるけれど、
家事のすべてを効率化しなくてもいいはずです。
むしろ、あえてゆっくり丁寧にやることは、現代の小さな贅沢。
「時間をかけられる」ということ自体が、豊かさの証だと思っています。
おわりに


「時短しようとしない暮らし」を意識してから、
家事が「面倒な作業」ではなく「心を満たす時間」に変わりました。
考え方って大切ですね。
- 食器をゆっくり洗う
- 洗濯物を一枚一枚畳む
- 掃除を丁寧に仕上げる
そんな小さな積み重ねが、日常を豊かにしてくれるんです。
ただし、苦手な家事は無理に頑張らなくても大丈夫です。
便利な家電に頼ってもいいし、
その分の時間を「ゆっくりできる家事」にあてればいい。
忙しさの中でも「丁寧な時間」を取り戻すことは、
心のゆとりや夫婦関係の温かさにもつながるはずです。
ぜひ今日から、「時短しない家事」を一つだけでも試してみてください。
きっと暮らしの質がぐっと上がるのを実感できると思います。


コメント