ミニマリストのお金の使い道|値段が高くても時間と成長にお金を使う理由

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。

Profile

ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 32歳 3人暮らし     (妻・息子)
  • ミニマリスト歴 6年
  • ブログ歴 2年

      


悩める人

「気づいたら無駄な買い物ばかりしている」
「本当に必要なモノが分からない」

こういったお金の悩みありませんか?

 

私自身も昔は“何となくの買い物”が多く、

家の中がモノであふれ、心まで落ち着かない時期がありました。

 

そんな私が変わったきっかけは、ミニマリズムという考え方に出会ったこと。

ミニマリストは節約家でもストイックな人でもありません。

実は、モノではなく「成長」や「未来の自分」に価値を置く生き方 をしています。

 

そしてこの考え方は、私自身の暮らしにも大きな変化をもたらしました。

今回は、ミニマリストのお金の使い道についてお伝えします。

タップできる目次

経験と体験にお金を使う

ミニマリストになると自然とお金が貯まっていきますが、

私は「貯めるだけ」ではなく、経験と体験にお金を使うことを大切にしています。

それには、私なりの理由があります。

モノはいずれ飽きる。けれど、経験は一生残る

正直、モノって手に入れた瞬間が一番の嬉しさのピーク。

時間が経つにつれて慣れてしまいます。

 

「これ買ってよかった!」と思っても、

数ヶ月後にはただの“日常の一部”になってしまうことが多い。

 

でも、経験は違います。

私は以前新婚旅行でハワイに行ったのですが、

あの時に見た夕焼けの色、ハナウマ湾の海で泳いだ感覚、言葉が通じなくてドキドキした記憶――

それは全て、今でも鮮明に思い出せます。

思い出は形がなくても、心の中にずっと残り続けます。


経験は家族との絆を強くしてくれる

今は赤ちゃんがいるので旅行が少し難しくなりました。

でもその分、

ぬん

「行けるタイミングが来たら迷わず行きたい」
「家族で同じ体験を共有したい」

という気持ちが、以前より強くなりました。

 

普段の食事や日用品は節制しているけれど、

旅行に行った時は遠慮せずにおいしいモノを食べたり、

現地でしかできない体験にお金を使います。

家族での経験は、家族の“財産”になるからです。

再現できない“今この瞬間”に価値がある

京都を着物を着て散策したのはいい思い出。

同じ旅を、同じメンバーで、同じ気持ちで行ける機会は、二度とありません。

だから私は、思い立った時にはできるだけ予定を立てて行くようにしています。

 

「いつか行こう」

と言っているうちに、行けなくなる経験って本当に多いですからね。


モノよりも経験はコスパがいい

沖縄で、手作りガラス細工に挑戦。

経験にお金を使うようになって、いつも思うのは

“経験のほうが満足度が長く続く”ということです。

 

モノは数ヶ月で慣れてしまう、でも体験は思い返すたびに価値が上がっていく。

間違いなく「人生の質」を良くしてくれていると実感しています。

暮らしのアップデートにお金を使う

ミニマリストというと「節約家」というイメージを持たれやすいのですが、

私は暮らしを良くしてくれるアップデートにはしっかりお金を使うようにしています。

毎日の生活の質を上げてくれる

暮らしのアップデートというのは、贅沢ではなく「質の向上」だと思っています。

 

例えば最近、私はダイニングテーブルを購入しました。

赤ちゃんがいる生活になってから、家で過ごす時間が今まで以上に増えたので、

家族でゆっくりご飯を食べられる空間をつくりたい

と思ったのがきっかけです。

 

結果、食事の時間が以前より楽しくなり、

家族とのコミュニケーションも自然と増えました。

 

“毎日使うもの”を整えると、暮らし全体の満足度が上がります。

https://www.youtube.com/watch?v=ltX5B9-NHe0

モノは増やさず、必要なときに必要な分だけアップデート

ミニマリストだからといって、何も買わないわけではありません。

私は「必要なタイミングで、必要なものだけアップデートする」という考えです。

 

ただ、衝動買いをしないように

一定期間を置いて、本当に必要かどうかを判断するルールを設けています。

  • 今使っているモノを手放してでも買いたいか?
  • そのモノがあることで、家族の快適さは上がるか?

こう問いかけることで、暮らしに不要なモノは増えにくくなります。

“上を見ればキリがない”ことを理解する

暮らしのアップデートは、やろうと思えばいくらでもできます。

高い家具、最新家電、良いキッチンツール…

見始めると終わりがありません。

 

だから私は、「これで充分」と思えるラインを自分の中にもつようにしています。

 

  • 他人に自慢をしたい
  • SNSでいい暮らしを紹介したいから買うという動機

で買ってしまうと、気に入らなくなってしまいがちなのも理解しています。

 

自分の基準で選んだモノは、結果的に長く使えますし、後悔もありません。

 

赤ちゃんが産まれてから、今まで以上に生活は常に変化しています。

その時々で必要なものは変わるので、

「その時の自分たちの生活に合っているか?」

を軸にアップデートしていくイメージで整えるようにしています。

ぬん

「知足」の考え方を常に心がけています。


知足
「足るを知る」= すでにある幸せに気づくこと

もっと欲しい
まだ足りない
周りと比べてしまう

そんな気持ちから一度離れて、
「いま自分は、もう十分持っているな」と気づく心の姿勢

幸せは、増やすことより「気づくこと」

禅の言葉

お金をかけた分だけ丁寧に暮らせる

これは私自身が感じていることですが、暮らしのアップデートに投資すると、

自然と日常が丁寧になっていきます。

 

お気に入りのダイニングテーブルが来てからは、

食事時間をしっかり整えたくて、家事のリズムもよくなりました。

お気に入りのモノは、“自分が大切にしたい生活を思い出させてくれる存在”

でもあると感じています。


時間を生み出してくれるモノにはお金を使う

私がお金を使うかどうか判断する基準のひとつに、

「これは自分の時間を増やしてくれるか?」という視点があります。

 

お金は失っても取り戻せますが、時間だけは二度と戻ってきません。

だからこそ私は、時間を生み出してくれるモノには投資を惜しまないようにしています。

 

たとえばドラム式洗濯機。

正直、値段だけを見れば決して安くはありません。

でも、洗濯物を干す・取り込むという作業がなくなりました。

この「洗濯を干す時間」がなくなるだけで、

1日の余白が驚くほど増えたと感じています。

 

また、床拭きロボット掃除機も同じです。

掃除という“やらなければならない時間”を、

自分の人生からそっと引き取ってくれる存在です。

 

多少お金はかかっても、その分、

  • 家族と過ごす時間
  • 発信をする時間
  • 本を読む時間
  • 何もしないでゆっくりする時間

が増えます。

これは私にとって、とてもコスパの良い投資だと思っています。


お金で「時間」を買うという考え方

ミニマリストになると、「何を買うか」よりも「何を減らせるか」を考えるようになります。

  • 家事に追われる時間
  • やらなきゃいけない作業
  • 気づいたら奪われている時間

これらを減らせるモノは、ただの便利グッズではなく、人生の時間を増やしてくれる道具です。

時間に余裕ができると、

  • 心にも余裕が生まれる
  • 家族にやさしく接することができる
  • 自分の成長に時間を使える

結果として、暮らし全体の質が上がっていきます。


モノを減らすのは「時間を増やす」ため

私がミニマリストでいる理由のひとつは、

モノを減らすことで、時間を取り戻したいからです。

そして、取り戻した時間を

  • 学び
  • 発信
  • 家族との時間
  • 自分自身を整える時間

に使いたい。

だから私は、時間を生み出してくれるモノへの投資は、“未来への投資”だと思っています。

将来の安心のために投資をする(本・学び)

ミニマリストはモノを減らすだけではなく、

将来の安心につながることに積極的にお金を使うという側面もあります。

私自身、NISAや投資、そして読書に対しては迷わずお金を使ってきました。

お金が「働いてくれる状態」を作

私は4年ほど前から夫婦でNISAを始めました。

投資を始めて、配当金や運用益が積み上がっていくのを見ると、

「お金に働いてもらえる」という感覚が持てて、

お金に対する漠然とした不安がスッと消えていきました。

 

そして気づいたのは、

知識をつけることで不安は確実に小さくなるということです。

将来の不安を小さくしてくれる“心の保険”

年間200万円弱で夫婦2人が生活できているのも、

質素倹約を意識しつつ、お金の学びを続けたからこそ。

 

最近個人資産だけで、1000万円を超えました。(妻の資産もありますが伏せておきます。)

この数字があるだけで、「もしもの時も大丈夫」と思える安心感があります。

 

自分にとって、お金の不安に振り回されずに済む

心の平穏は“最大の価値”だと思っています。

 

お金の勉強については、

「お金の大学」と「中田敦彦のYouTube大学」で勉強しました。

この本がおすすめです。

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読書は“数千円で未来の自分を変えてくれる投資”

私は本にお金を惜しみません。

まず図書館にあるか調べて、なかった場合は迷わず購入します。

 

1500円〜2000円で、自分にはない考え方、成功者の視点、生き方のヒントが手に入る。

これほどコスパの良い投資はありません。

 

ただ本を買うだけではなく、

  • 読んだらアウトプットする
  • 読まなくなった本はメルカリで手放す

この流れをルールにして、積読を増やさないようにしています。

 

読書に投資し続けたことで、

以前よりも“心地よい生活の軸”を持てるようになりました。

 

将来を支えてくれる投資や学びには迷わずお金を使うようにしています。


「発信活動」にお金を使う理由

ミニマリストは、意外と「好きなこと」にはしっかりお金を使います。

私の場合は、それが 発信活動 です。

発信は“自分のアウトプットの場”

ブログを書くことは、私にとって

  • 学んだことを整理する
  • 心の中を整える(書いていることが瞑想になる)
  • 同じ30代・子育て世代・ミニマリストになりたい人に、役立つ情報を届ける

という、大切な時間です。

 

この場所を心地よく整えるために、私は必要な道具にはしっかり投資しています。

 

SWELLのテーマを買ったのも、

「読者にとって見やすいブログがいいな」という思いからです。


“質”が整うと、発信のモチベーションが上がる

発信活動をするために、MacBookを使ったり、一眼レフで写真を撮ったり、

最近ではYouTubeに挑戦するために Osmo Pocket 3 を購入しました。

 

これらは無駄遣いではなく、自分の活動の質を上げるためのアップデート です。

 

機材の質が上がると、「もっと良いものを作りたい」と自然にモチベーションも上がります。

ミニマリストはモノを減らすけれど、

本当に大切にしたいモノには投資するという考えが根底にあります。

成長への投資は“将来必ず返ってくる”

ミニマリストが成長に投資をするのは、“無駄にならない”からです。

  • 本を読む
  • 学びのためにお金を使う
  • スキルになるモノだけを選ぶ
  • 経験値が積み上がる行動に時間を使う

こうした投資は、目に見える形で残らなくても、

確実に自分をアップデートしてくれます。

私自身、ブログを継続していく中で、文章力や表現力はもちろん、

考えをまとめる力や、物事を深く見る習慣まで鍛えられました。

 

これはきっと将来、大きな武器になると実感しています。

“自分が成長すると、暮らし全体が豊かになる”

面白いのは、自分が成長すると、

使うお金の質まで変わってくること。

 

昔は“何となくの買い物”が多かったのに、

今では「本当に必要なモノ」か「自分を成長させてくれるか」で判断できるようになりました。

すると自然に、モノに振り回される時間が減り、家の中も心の中もスッキリします。

 

特に家族で暮らしていると、この“スッキリ感”はすごく大事です。

 

散らかった空間より、

整った空間のほうが会話もやさしくなるし、気持ちに余裕も生まれます。

まとめ

ミニマリストが成長につながることにお金を使うのは、

モノよりも“未来の自分”のほうが価値が高いと知っているからです。

 

本を読む、学びに投資する、スキルが身につくことへお金を使う。

これらは時間が経つほど価値が増える“無形資産”になります。

 

私自身、ブログを続ける中で、

サムネ作り・言葉の選び方・伝える力など、確実に成長を実感しています。

こうしたスキルは決して無駄にならず、この先ずっと残る財産です。

 

モノはいつか壊れるけれど、経験と成長は一生の宝。

 

お金の使い方に迷ったときは、「これは自分をアップデートしてくれるだろうか?」

と一度立ち止まってみることで、暮らしの満足度は大きく変わると思っています。

ぬん

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少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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