捨てられない人へ。私が「モノを手放せるようになった5つの基準」

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。

Profile

ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 32歳 3人暮らし     (妻・息子)
  • ミニマリスト歴 6年
  • ブログ歴 2年

      

モノを手放そうとすると、

「もったいない」「せっかく買ったのに」

そんな気持ちが、どうしても湧いてきます。

 

私自身、片付けを始めた頃は、

捨てるたびに少し心が痛み、罪悪感を覚えることもありました。

 

でも、モノを手放す経験を重ねるうちに、気づいたことがあります。

 

不要なモノを手放すことは、モノそのものだけでなく、

そこにくっついていた執着や過去の自分を手放すことでもある、ということ。

 

部屋が整うと、不思議と気持ちも落ち着き、

自分が何を大切にしたいのかが、少しずつ見えてきました。

 

この記事では、

私がモノを手放すときに迷わないために使っている5つの指標を紹介します。

ひとつでも当てはまるなら、それは手放すサインかもしれません。


タップできる目次

1年以上、使っていないモノ

クローゼットの奥で眠ったままの洋服。

棚の奥にしまい込んだ、

使わないホットプレートなどの調理家電。

 

数回使っただけで忘れてしまっているモノは、

「いつか使うかも」と思っていても、

実際には出番がないまま時間だけが過ぎていきます。

 

人は、お金を払って手に入れたモノに対して

悩める人

「せっかく買ったのに」
「まだ使えるのに」

という気持ちが生まれ、

どうしても執着してしまいがちです。

 

ですが、本当に必要なモノなら、

すでに日々の暮らしの中で使っているはず。

今の自分に必要な分量だけを持つことが大切だと感じています。

 

使わないモノは、自分の手元から手放し、

必要としてくれる人の元へバトンを渡しましょう。

 

今は、メルカリやジモティー、セカンドストリートなど、

自分にとって今は不要になったモノでも引き取ってくれる場所があります。

「どうしても捨てられない」という方は、こうしたサービスを利用することで、

モノへの執着を少しずつ手放していけるはずです。

 

モノの取捨選択は訓練でこそ、養われます。

 

モノを手放すことでスペースが生まれ、それに合わせて、心もきっとスッキリしていきます。


他人軸で選んだモノ

流行や見栄、人付き合いの中で選んでしまったモノも、

早めに手放す候補にしていいと思います。

 

モノで自分を取り繕うことは、簡単で楽です。

その分、気づかないうちにモノは増えていきます。

 

「良いモノを持っている自分=価値がある自分」

そんな錯覚も、一時的には得られるかもしれません。

 

ですが、その高揚感は長くは続きません。

やがて飽きがきて、残るのは

「なぜ、これを持っているんだろう」という後悔だけ。

 

お金は減り、何を大切にしたいのか分からなくなり、少しずつ自分自身を見失っていきます。

他人軸で選んだモノを減らしていくほど、不思議と「自分の輪郭」がはっきりしてきます。

そして、本当に心から欲しいモノに出会えるようになります。

 

他人目線で選んだモノは、結局のところ、自分ではあまり気に入っていないことがほとんど。

だからこそ、いずれ手に取らなくなり、気づけば使われなくなっていきます。

 

また、友人や知人からもらったおみやげやプレゼントも、

他人軸で手に入ったモノのひとつです。

 

「私のために選んでくれたから」と捨てられずに残してしまいがちですが、

埃をかぶって部屋の片隅に置かれている状態は、きっと贈った側の本意ではないでしょう。

 

気持ちはしっかり受け取り、モノはそっと手放す。

それで十分だと思います。


存在すら忘れていたモノ

実家を片付け時の写真

クローゼットや棚の奥から、すっかり忘れていたモノが出てきて

「あ、こんなのもあったな」と驚いた経験はありませんか。

 

今は「今後使えるかも」と思えるモノでも、

捨てずに取っておけば、そのうちまた忘れてしまいます。

それは必要かどうかの判断を、ただ先送りにしているだけです。

 

次に同じモノと向き合ったときも、きっとまた迷う。

そろそろ、「次の機会に判断しよう」を終わりにしてもいいのではないでしょうか。

なぜなら、本当に自分にとって必要なモノなら、忘れることはないから。

 

勢いやノリで買った雑貨。旅先で衝動買いしたおみやげ。

「使っていないけれど、思い出があるから」としまい込んでいるモノも、

思い切って手放してみてください。

 

本当に大切な思い出は、モノがなくなっても、ちゃんと心の中に残ります。


同じ用途のモノが複数ある

気づけば増えている、同じ機能のモノ。

ペンやハサミなどの文具類は手に入りやすく、いつの間にか家の中に増えがちです。

 

「どうせ使うから」と思っていても、

ボールペンのインクを1本使い切るまでには、かなりの時間がかかります。

ハサミや定規なども、一家に1つあれば十分です。

 

複数あると便利そうに感じますが、

実際にはモノをあちこちに置いてしまい、「ない!」と探すことが増えがち。

さらに、収納場所を考えたり、探したりと、余計なエネルギーを使ってしまいます。

 

一つだけにすると、定位置が決めやすくなり、

ある・ないが一目で分かります。それだけで、暮らしはぐっとシンプルになります。 

 

ストック類も同じで、買いだめはせず「プラス1」くらいがちょうどいい。

溜め込みすぎるとスペースが圧迫され、

「使わなきゃいけない」という観念に縛られてしまいます。

 

本当はもっと良いモノがあるのに、ストックが残っているから選べない。

それは、ひとつの機会損失でもあります。

 

「必要な数だけ」「使いきれる量だけ」この基準で見直してみると、

自然と手放す判断がしやすくなるはずです。

「いつか使うかも」で取ってあるモノ

資格の教材やダイエットグッズ、趣味にしようと思って買ったアイテムも、

手放していいモノだと思っています。

 

「いつかやろう」と思って購入したモノを、手つかずのまま持ち続けていると、

目に入るたびに

「何もできていない自分」を突きつけられ、知らず知らずのうちに罪悪感を抱いてしまいます。

 

本も、同じです。「いつか読もう」と思ったまま、

ずっと読んでいない本、ありませんか。

 

本は、そのときの自分が欲している情報だからこそ、手に取ったはず。

すでに別の形で学んだのかもしれませんし、

今の自分には、まだその内容が必要ないのかもしれません。

読まないという選択も、ひとつの自然な答えです。

本にも、実は賞味期限があるのです。

モノがなくても行動はできる

本当にやりたいことなら、モノがなくても、今すぐ何かしらの行動はできるはず。

「モノがあれば始められる」という考えは、多くの場合、行動しないための言い訳です。

 

一度、モノを手放してみる。それでもやりたい、読みたいと思えたなら、

そのとき改めて手に入れればいい。

手放すことで、今の自分に本当に必要なことが、

少しずつ見えてくるはずです。

まとめ

モノを手放すことは、「我慢」や「我慢比べ」ではありません。

今の自分にとって、本当に必要なモノを選び取る行為だと感じています。

  • 1年以上使っていないモノ。
  • 他人軸で選んだモノ。
  • 存在すら忘れていたモノ。
  • 同じ用途のモノが複数ある状態。
  • 「いつか使うかも」と取ってあるモノ。

 

これらを見直していくと、部屋はもちろん、

頭の中や心の中まで静かになっていきます。

 

モノを減らすことで、空いたスペースには、

自分にとって本当に大切なものが入ってきます。

 

無理に手放さなくても大丈夫です。

迷ったときは、この5つの指標に、そっと立ち返ってみてください。

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この記事を書いた人

少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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