1年後、5年後もキレイな家を保つために。片付けを「終わり」にしない考え方

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。

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ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 32歳 3人暮らし     (妻・息子)
  • ミニマリスト歴 6年
  • ブログ歴 2年

      

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一年後、五年後、十年後もキレイを保つために

家族が増えたり、マイホームを購入したり、

子どもたちが独立して家を出ていったり。

人生のステージは、時間の流れとともに少しずつ変わっていきます。

 

その中で、家という場所も同じように変化していきます。

 

ただ、どんなに暮らし方が変わっても、覚えておいてほしいことがあります。

それは「片付けは一生続くもの」だということです。

 

一度部屋をキレイにしても、「やった!これで完璧!」と気を抜いてしまうと、

あっという間にリバウンドしてしまいます。

 

片付けの本質は、「続けること」。

小さな積み重ねこそが、キレイを保ついちばんの近道です。


「まとめてやる派」だった私の失敗

昔の私は、いろんなモヤモヤが溜まったときに、一気に片付けるタイプ。

「今日は全部やる!」と気合を入れて、洋服を広げ、書類を仕分け、途中でぐったり。

 

たしかに片付け終わりは、一時的にはスッキリするけれど、数週間後にはまた散らかっている。

そんなことを何度も繰り返してきました。

過去のお部屋。とりあえず整えたい気持ちはあった。

 

「なぜ、また散らかるんだろう?」

そう考えたときに気づいたのは、

片付け=一度きりのイベントという思い込みがあったこと。

そして、徹底的にモノを手放してこなかったこと。

 

この考え方を変えない限り、どんなに頑張ってもリバウンドします。

片付けは「続くもの」、そして「進化していくもの」。

今のお部屋。片付けはアップデートされる。

 

そう思えるようになってから、

私はようやく片付けを「習慣」にできるようになりました。


片付けは「リング」ではなく「らせん」

好きな考え方に、「リング」と「らせん」という比喩があります。

 

家じゅうを片付け終えることを「リングを結ぶ」とするなら、

リングは平面の“輪”。一周すれば終わりのイメージです。

でも片付けって、実際は終わりません。

何度も同じ場所に戻りながら、少しずつ成長していく。

その姿はまるで“らせん”のようです。

左図:片付けは螺旋が理想  右図:リングは単発の片付け

1周目では捨てられなかったモノが、

2周目・3周目では「どうして取っておいたんだろう」と思えるようになる。

 

少しずつモノに対する考え方が変わっていく。

それこそが「成長」です。

片付けをリング(終わりのあるもの)と考えると、途中で止まってしまう。

 

でも、らせん(成長しながら続くもの)と捉えると、

自分が目指す理想の暮らしに、少しずつ向かって進んでいけるようになります。


家族とともに、暮らしも変わっていく

時間の経過とともに、私たちの暮らしは変わります。

 

子どもが生まれる、成長する、独立する。

引っ越しをする、老後を考える。

 

そんな変化に合わせて、

家の中のモノも、必要な量や役割が変わっていきます。

たとえば、

  • ベビーカーやおむつ用品が不要になる時期
  • 子ども部屋が空くタイミング
  • 趣味のスペースをつくりたくなる瞬間

 

こうしたライフステージの変化に合わせて、

片付けも「アップデート」していく必要があります。

 

「前は必要だったけど、今はいらない」

そう思えることは、決して悪いことではありません。

 

むしろ、それは「今の自分たちらしい暮らし」に近づいている証拠です。


継続が力になる。小さな一歩を止めないこと

片付けは、マラソンのようなものです。

ゴールを目指して一気に走るより、ペースを保ちながらコツコツ続ける方が、

結果的に遠くまで行けます。

 

1日5分でもいい。

1つの引き出しだけでもいい。

「今日はここだけ」と決めて、小さく進む。

 

その積み重ねが、やがて大きな変化を生み出します。

 

たとえ忙しい子育ての日々の中でも、

小さな「らせん」を描きながら、少しずつ暮らしが整っていく。

それこそが、片付けの醍醐味だと思っています。


まとめ:片付けは“終わらせる”ものではなく、“育てる”もの

片付けは、1度で終わる「リング」ではなく、

時間とともに上昇していく「らせん」です。

1周目では見えなかったことが、2周目で見えるようになる。

暮らしが変わるたびに、考え方もアップデートしていく。

その繰り返しこそが、リバウンドしない片付けの秘密。

 

私たちの暮らしも、家族も、そして私自身も、常に変化しています。

その変化に寄り添いながら、

「今の自分たちにちょうどいい暮らし」を整えていく。

それが、「片付けを一生続ける」ということなのだと思っています。

 

「継続は力なり」。

今日の5分が、未来の心地よさにつながっていく。

片付けを通して、毎日がもっと幸せになることを、心から願っています。

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この記事を書いた人

少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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