ぬんこんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。
家にモノが増え続けて散らかりやすい。気づけば無駄な買い物ばかりしていて、お金が貯まらない––。
そんな悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか。
私も以前は、欲しいと思った瞬間に買ってしまったり、
「とりあえず新品」を選んでしまうクセがありました。
ですが、ある買い物のやり方を身につけてから、
お金の使い方も、家の中のモノの量もガラッと変わりました。
それが “モノはレンタルしているだけ” という考え方で買い物をする習慣 です。
新品を買わないわけではありませんが、
- 「本当に必要か?」
- 「中古で十分じゃないか?」
- 「手放すときはいくらで売れるか?」
こうした視点を持つことで、“無駄買いゼロ”に近づき、
結果としてお金も貯まりやすくなります。


今回は、私が実際にやっているミニマリスト的な買い物の考え方を、
具体例を交えながらお伝えします。
まずは“欲しいモノリスト”で物欲を冷却する
何か欲しいモノが出てきたら、すぐには買いません。
まずは買い物リストへ入れて、しばらく寝かせます。


時間を置くことで
「本当に必要なのか?」「ただの衝動ではないか?」が見えてくるからです。


衝動買いほど後悔しやすいものはありません。
ときめかないモノを家に迎え入れてしまう可能性が高いので、ここは慎重にしています。
メルカリの相場をチェックする


次のステップはメルカリの相場チェックです。
最近は中古でも状態の良いモノが多く、
むしろ新品より満足できることさえあります。
「中古で満足できるならメルカリで買う」
これが私の基本ルールです。
(※生理用品や食材など、衛生的に中古がNGなモノは除きます。)
“出口戦略”を考えてから購入する
購入前に必ず考えるのが、モノの“出口戦略”です。
つまり、そのモノを「手に入れてから手放すまで」を想像しておくこと。
- 家のどこに置く?
- どうメンテナンスする?
- 壊れたら修理する?買い替える?
- 手放すときは売る?捨てる?
- 売るなら、どれくらいの価格になる?
モノひとつにも、実はたくさんの手間がついてきます。


それを理解したうえで「それでも欲しいと思えるか?」を自分に問いかけます。
この考え方を徹底するようになってから、安物買いの銭失いが激減しました。
良いモノを適正な価格で“レンタルさせてもらう”という意識を持つと、
暮らしの質はぐっと上がります。


全てのモノは“レンタルしている”という考え方
私がモノを購入するときに意識しているのは、
「すべてのモノは一時的にレンタルしているだけ」という考え方です。
この考え方を持つことで、買い物がとても合理的になります。
実例:わが家のプロジェクターは“実質3万円”


わが家のプロジェクターは、メルカリで購入しました。
新品だと定価が約130,000円ですが、
メルカリなら65,000円ほどで買えました。
ほぼ半額です。
さらに、以前使っていたプロジェクターをメルカリで35,000円で売却できました。
その結果、実質の負担額は約30,000円。
そして、今使っているプロジェクターも、次に買い換えるときは
40,000〜50,000円ほどで売れる見込みがあります。
つまり、ほとんどお金をかけずに
プロジェクターをアップデートし続けている ことになります。
レンタル意識のおかげでモノを丁寧に扱える
「いつか売る前提」でモノを持つと、自然と扱いも丁寧になります。
傷がつくと売値が下がるため、
- 取り扱いに気をつける
- 付属品を保管しておく
- 定期的に掃除をする
といった行動が習慣になります。


この“レンタル思考”は、家電に限らず、
バッグ・ベビーカー・おもちゃ・家電・家具など、幅広いモノに応用できます。
iphoneや、macbookも中古で十分だと考えています。
良いモノを安く手に入れられる“買い物の腕”が身につく
この買い物の仕方を身につけると、
良質なモノを安く手に入れられる力がつきます。
それは結果的に、毎月のお金の流れにも大きく影響します。
モノを買って終わりではなく、
「いくらで買って、いくらで手放せるか」という視点でモノを見ることで、
無駄な出費が自然と減り、お金が貯まりやすくなります。


わが家のプロジェクターのように、
- 新品13万円 → メルカリで6.5万円で購入
- 古いプロジェクターは3.5万円で売却
- 実質3万円で最新モデルを楽しめる
というように、ほとんど損をしない買い物が可能になります。
こうした経験が積み重なると、お金の不安が減るだけでなく、
買い物の判断に自信が持てるようになります。
“新品思考を手放す”のも大事なミニマリズム
そして何より、「新品じゃないとイヤ」という思い込みを手放すことが、
ひとつの大事なミニマリズムだと思っています。


中古でも状態の良いモノはたくさんありますし、
むしろ中古だからこそ、
- 価格の適正さ
- 売買のしやすさ
- 手に入れやすさ
というメリットがあります。
「新品であること」にこだわらないことで、
選択肢は一気に増え、買い物がとても自由になります。
そして、暮らしに必要なモノだけを“気持ちよく循環させる”という
ミニマリストの価値観にもつながっていきます。
“ただだからもらう”はしない
もうひとつ大切なのが「不要なモノはもらわない」ということです。
特に消耗品以外の“貰い物”は慎重にしています。
家族や知り合いから「これあげようか?」と言われても、
本当に自分の好きなモノでなければ受け取りません。
ただだからもらうと、
- 置き場所を取る
- 管理の手間が増える
- いつか捨てる負担が生まれる
結果として、自分がときめかないモノに時間もエネルギーも奪われてしまいます。


だからこそ、迎え入れるのは“好きなモノだけ”。
ここは徹底しています。
まとめ


今回ご紹介した買い物の仕方を身につければ、
良いモノも安く手に入れられますし、何よりお金が貯まります。
「新品じゃないとイヤ」という思い込みを手放すことは、
ミニマリズムの大切な一歩だと感じています。
モノは“所有するもの”ではなく、“一時的に使わせてもらうもの”。
このシンプルな考え方を持つだけで、
買い物の失敗が減り、家の中もお財布もゆとりが生まれます。
これからも、自分たち家族にとって本当に必要なモノだけを迎え入れて、
軽やかな暮らしを続けていきたいと思います。













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