スマホが集中力・睡眠・人間関係に及ぼす影響とは?『スマホ脳』を徹底解説

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ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。

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ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 31歳 夫婦 二人暮らし
  • ミニマリスト歴 5年
  • ブログ歴 1年

      

朝起きてすぐにスマホを手に取り、寝る直前まで画面を眺める。

そんな生活を送っている人は多いのではないでしょうか?

 

現代人がスマホに触れる頻度と回数は10分に1回。

タッチ回数は1日平均2,600回だそう。

 

日本人がスマホアプリに費やす時間は、

なんと1日あたり平均4.8時間というから驚きです。

 

このようなことから、日本人のスマホ依存度は世界3位の高さなのだとか。

 

電車の中、カフェ、信号待ちの間でさえ、

周囲を見渡せば誰もがスマホの画面を覗き込んでいる。

 

時には友人と会話中にもスマホをチェックしてしまうこともあります。

 

そんな私たちの「スマホ依存」について、

スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏は

著書『スマホ脳』で警鐘を鳴らしています。

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本記事では、その内容を要約し、スマホがもたらす影響について解説します。

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なぜスマホに夢中になってしまうのか?

スマホが手放せなくなる大きな理由の一つは

「ドーパミン」という脳内物質の影響です。

 

ドーパミンは「何か良いことが起こるかもしれない」と感じたときに分泌され、

私たちを行動へと駆り立てます。

 

例えば、パチンコやカジノのスロットマシンが中毒性を持つのは、

「もしかしたら大当たりするかもしれない」という期待感があるからです。

 

SNSやマッチングアプリ、LINEの通知も同様で、

「新しいいいねがついているかもしれない」

「誰かから連絡が来ているかも」と思うだけで、

ついスマホを開いてしまうのです。

 

もともとこの機能は、私たちの祖先が生き延びるために必要なものでした。

 

「もう少し進めば獲物が見つかるかも」「危険な動物が潜んでいるかも」

といった期待や警戒心が長く生きるために役立っていたのです。

 

しかし、現代ではその機能がスマホへの執着につながってしまっています。

 

スマホが集中力を奪う

スマホを使うことで、私たちの集中力は大きく損なわれています。

 

例えば、2時間の映画を観る間に、

一度もスマホを触らずにいられる人はどれほどいるでしょうか?

 

通知が鳴ると気になってしまい、

たとえ数秒の確認でも、元の作業に集中し直すのに時間がかかります。

 

実際に、大学生500人を対象とした研究では、

スマホをポケットに入れているだけでも

集中力が低下することが分かっています。

 

スマホの存在を意識するだけで、

私たちの注意はそちらに引っ張られてしまうのです。

スマホが人間関係に与える影響

友人や家族と食事中、相手がスマホを触ると

「話がつまらないのかな?」と感じたことはありませんか?

 

ある研究では、テーブルの上にスマホが置かれているだけで、

会話の楽しさが半減し、

相手への信頼感や共感度も低くなることが判明しています。

 

つまり、たとえスマホを触っていなくても、

その存在が人間関係に悪影響を及ぼすのです。

 

友人やパートナーとの時間を大切にしたいなら、スマホはポケットやバッグなど

見えないところにしまっておくのがベストでしょう。

SNSが孤独感を生む?

SNSは友人や知人とつながるツールですが、

実は逆に孤独を感じやすくなるという研究結果があります。

 

アメリカで2,000人を対象にした調査では、

SNSを頻繁に利用する人ほど孤独感が強く、

リアルな人間関係に時間を割く人ほど幸福度が高いという傾向が見られました。

 

SNSには、自分より成功している人、フォロワーが多い人、

華やかな生活を送っている人が数多く存在します。

 

そのため、つい自分と他人を比較してしまい、

「自分はダメだ」と落ち込むことにつながりやすいのです。

スマホと不眠の関係

寝る前についスマホを見てしまうこと、ありませんか?

 

スマホやパソコンのブルーライトは、

睡眠を促す「メラトニン」の分泌を抑制し、眠りの質を低下させます。

 

特に、寝る直前にSNSをチェックすると、

脳が興奮状態になり、なかなか寝付けなくなることも。

 

ぐっすり眠るためには、寝る1時間前にはスマホを手放し、

読書やストレッチなど、リラックスできる時間を持つことが大切です。

kindle paper whiteはブルーライトカットで寝る前まで、読んでも大丈夫。おすすめ。

運動せよ

スマホが私たちに与える悪影響を軽減する最も効果的な方法のひとつが運動です。

 

実際に、テスト前に20分間運動した生徒は、

ほぼ全員が集中力が向上し、

成績も良くなったという研究結果があります。

 

なぜ運動が集中力を高めるのか?

それは、私たちの祖先が狩りをしたり、捕食者から逃げたりするときに、

最大限の集中力を発揮する必要があったからです。

 

体を動かすことで、脳が活性化し、集中力や思考力が向上します。

さらに、運動は不安を軽減する効果もあります。

運動のポイント
  • ヨガ、ウォーキング、ランニング、筋トレなど、どんな運動でもOK。
  • 週に2時間の運動が最も効果的。
  • できれば心拍数を上げる運動をする(速めのウォーキングなど)。

おわりに

スマホは便利な反面、多くのデメリットもあるモノです。

 

たくさん得ると、たくさん失うモノもある——

だからこそ、スマホに使われるのではなく、スマホを使いこなす意識が大切です。

情報の波に飲まれないように、適切に向き合っていきましょう。

 

次回は、私が実践している

スマホのデジタルデトックスの方法を紹介します。

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この記事を書いた人

少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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