
こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
30代になると、夫婦で暮らす日常もだんだんとルーティン化してきますよね。
仕事、家事、たまの週末の買い物…。
気づけば同じブランドのシャンプーをまとめて買ったり、
ティッシュやトイレットペーパーを“いつものクセ”で大量ストックしていたり。


でもあるとき、ふと思ったんです。
「本当に、そんなにまとめ買いしなきゃダメなのか?」と。
そこから始まったのが、「日用品は使い切ってから買う」というルール。
たったそれだけのことなのに、
私たちの暮らしに大きな変化をもたらしてくれました。
なぜ私たちは日用品をまとめて買ってしまうのか?


そもそも、なぜ人は“まとめ買い”をしてしまうのでしょう?
- 安く買えるから得だと思っている
- 買い物に行くのが面倒だからまとめて済ませたい
- 家にストックがあると安心する
- 「今度使うし」と思い込んでいる
どれもよくわかります。
実際、私もドラッグストアで「まとめ買いセール!」みたいな表示を見ると、
つい手が伸びていました。
でも、その考え方が当たり前になっているからこそ、
一度立ち止まってみる価値があります。
まとめ買いの落とし穴:「必要じゃないモノ」も家に増える


たとえば、2Lの詰め替え用シャンプーを買ったけど、
途中で「匂い飽きたかも…」となった経験、ありませんか?
トイレットペーパーを収納しきれず、
洗面所がストックだらけになってストレスを感じたことは?
そう、「いつか使う」は意外と“今使わない”のです。
まとめ買いをすると、次のような“見えないデメリット”が出てきます。
- 必要ないモノがいつまでも家に残る
- 本当は合わないモノに無理に付き合うことになる
- 新しいモノに出会う機会損失をしている
- ストックがあるから「とりあえずこれでいいや」と思考停止する
- 収納スペースがモノで圧迫される
つまり、お金だけでなく、空間や心の余白も奪われてしまうんです。
「なくなってから買う」のは実は合理的


「使い切ってから買う」と聞くと、不便そうに思えるかもしれません。
でも実際にやってみると、不思議と暮らしがラクになっていくんです。
- 在庫を気にしなくていい
- 収納がスッキリする
- 「これ、また必要かな?」と見直すきっかけになる
- 本当に気に入ったモノだけが残る
- その場で最も安いものを選べる(節約になる)
たとえば、わが家では柔軟剤を買わなくなりました。


また「ティッシュもトイレットペーパーで代用できるかも。」と思って
試してみたら案外生活できた経験もあります。


以前は「いつも使ってるし…」となんとなく買っていたけれど、
なくなってから買いに行くのが面倒で放置した結果、
「あれ?別になくても困らないな」と気づいたんです。
日用品が“なくなって気づく”こともある


日用品って、「今あるから必要だ」と思い込んでいることが多いです。
でも、なくなって初めて“本当に必要だったのかどうか”が見えてくるんですよね。
- 洗剤や掃除用品の種類が多すぎたこと
- 食器用スポンジを替えすぎていたこと
- 高級シャンプーの満足度がそれほどでもなかったこと
こういう“気づき”って、ストックに囲まれていると得られません。
「とりあえずいつものやつ」と選んでしまう日常に、
ちゃんと問いを立てることができるのが、
「使い切ってから買う」ことの大きな価値だと思います。
暮らしに“問い”を持つことが、シンプルで豊かな生活につながる


30代は、人生の中でもとくに忙しくて慌ただしい時期。
家事、仕事、子育て、将来のこと…いろんなタスクに追われがちだからこそ、
暮らしを整えることが自分たちの心の余裕にもつながってきます。
日用品のような“当たり前にあるモノ”に、もう一度ちゃんと向き合う。
そのプロセスは、モノを選ぶ目を養うだけでなく、
無駄な出費を防ぎ、空間も心もスッキリさせてくれます。
おわりに|「使い切ってから買う」が叶えてくれる、やさしい暮らし


- まとめ買いは安く見えて、実は無駄も多い
- 「今、必要なモノ」だけを買うほうが、節約にも気づきにもつながる
- 使い切って初めて、必要かどうかの判断ができる
- 日用品との向き合い方を変えると、暮らしが整いはじめる
私たち夫婦も、今では「なくなってから買えばいいよね」と自然に言えるようになりました。
少し不便かもしれない。
でもその不便さが、本当に必要なモノだけを選び取る力をくれた気がします。
よかったら、あなたの暮らしにも
「使い切ってから買う」というシンプルなルールを取り入れてみてくださいね。
気づかなかった快適さや、節約のヒントが見つかるかもしれません。
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