
こんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。
空間を整えると、思考がクリアになる


仕事に追われる日々。
家では家事のこと、夫婦の時間、自分のこと…と、
いろんなことが頭の中でぐるぐる回っていました。
特に、リビングやデスクまわりが散らかっていると、
なぜか集中できないし、気持ちも落ち着かない。
そんな感覚をよく覚えています。
でも、実際に空間を整えてみて驚いたのは、見た目のスッキリ感よりも、
頭の中が晴れていくような感覚だったんです。
散らかりは「心のざわつき」を生む


片づけを始めたのは、いつも使っているリビングの一角でした。
テーブルの上には読みかけの本、郵便物、畳んでいない洋服。
目に入るたびに「後で片づけなきゃ…」と心のどこかで思っていたもの。
その日、思い切って「これはいらない」
「これは別の場所に」と手を動かし、
必要なモノだけを残すようにしたら、
不思議と気持ちが軽くなったのを感じました。
まるで頭の中のモヤが晴れていくようで、
「あ、こういうことか」と実感したんです。
モノが減ると、言葉が出てくる


もうひとつ印象的だったのは、自分の書斎を整えたとき。
実はこれまで、原稿を書くときに何度も手が止まることがあって、
「集中力がないだけかな」と思っていました。
でも、机の上をスッキリさせて、
必要なノートとパソコンだけにした瞬間、言葉がスッと浮かんできたんです。
それまでは、視界に入るすべてのモノが
頭の中を“ノイズ”のように散らしていたんだと思います。
空間を整えることは、思考を整えることにもつながっているんです。
「選ぶこと」に疲れていた私たち


モノが多いと、気づかないうちに“選ぶこと”にエネルギーを
使ってしまっていたことにも気づきました。
「あれ、どこに片づけよう」「これは取っておくべきか」など、
日常の中で何気なくしていた小さな判断が、
積み重なって意外と心をすり減らしていたんです。
でも、必要なモノだけがある空間になると、迷うことが減って、
「今やるべきこと」に集中できるようになりました。
整った空間は、心に“完了感”をくれる


片づけをしていて一番好きなのは、やり終えたあとに感じる「完了感」です。
散らかった部屋では、常に「やることが終わってない」感覚に追われていました。
でも、整った空間では、「今この瞬間、ここにいていい」と思えるんです。
それは、仕事や育児に追われる私たち30代夫婦にとって、
とても大切な安心感だと思います。
夫婦の会話も、自然と増えた


空間が整ってくると、気づけば夫婦の会話も増えていました。
「この棚、使いやすくなったね」「ここの景色、なんかいいね」
何気ない言葉のやりとりが、以前よりも増えていったんです。
妻からは「家にいるのが前より好きになった、ホテルみたい。」
と言ってもらえたことも、すごく嬉しかったです。
おわりに:完璧を目指さなくていい。まずは、今日15分から。


完璧な整理整頓を目指す必要はありません。
「本当に必要なモノ」「毎日使うモノ」「心から好きなモノ」だけを残すこと。


これだけで、空間にも心にも、大きな余白が生まれます。
まずは、今日。あなたがよく使う空間を15分だけ整えてみてください。
そして、その空間で10分だけ座って、感じてみてください。
思考のクリアさ、気持ちの落ち着き、
そして「ちょっとだけ心が軽くなったな」という感覚。
きっと、あなた自身の中にも、小さな変化が訪れるはずです。
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