持ちすぎることで失っていたもの──モノを減らして気づいた本当の豊かさ

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。

Profile

ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 31歳 夫婦 二人暮らし
  • ミニマリスト歴 5年
  • ブログ歴 1年

      

今でこそスッキリとした部屋で快適に暮らしていますが、

実は以前までモノに囲まれたマキシマリストな生活を送っていました。

 

靴だけでも100足以上。

さらに服や雑貨もあふれ、常に部屋は散らかっていました。

 

それでも「もっと欲しい!」という物欲が止まらず、買い物を繰り返していました。

 

そんな私が一人暮らしを始めたのは、

社会人になり、妻こたつさん(当時は恋人)との結婚を考え始めたころ。

 

2LDKの広めの部屋を借りたものの、

相変わらずモノが多く、収納しきれない靴の箱が部屋の隅に山積みになっていました。

 

親には「足はムカデか?」と冗談交じりに言われましたが、

当時の私は「モノを所有すること」が満足感につながっていたため、

気にすることもなく買い続けていました。

 

しかし、次第に部屋のインテリアに違和感を覚え始めました。

広いはずの部屋が狭く感じられ、片付かない状態がストレスに。

 

さらに、

  • 仕事をしてもお金が貯まらない
  • 趣味の時間が減る
  • 肌荒れやアレルギーが悪化
  • 休日はゲームばかりでメリハリのない生活

と、気づけば心身ともに疲れ果てていました。

 

そんなときに出会ったのが「ミニマリズム」。

モノを減らすことで心が軽くなり、生活の質が格段に向上したのです。

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モノを手放すことの難しさ

最初は、「とりあえずモノを減らそう」と思っただけでした。

 

しかし、実際に手放そうとすると、驚くほど「言い訳」が出てくるんですよね。

「まだ使えるから」「いつか必要になるかも」「せっかく買ったのに」

 

でも、自分で選んで買ったモノを手放すことが簡単ではないのも当然のこと。

焦らず、自分の気持ちと向き合いながら進めていくことが大切です。

 

まずは明らかなゴミから減らし、

次に一年以上使っていないモノを手放す。

 

 

ミニマリズムに関する本を読み漁り、知識を蓄え実践しました。

他者目線のモノ・複数持っているモノ・代用できるモノはないか?

「今の自分にとって、このモノは必要か?」を問い続けました。

 

 

それを繰り返すうちに、

「今後使うかもしれないけど、残しているモノ」も手放せるように。

 

この作業を一年以上かけて、

ゆっくり定期的に自分の生活を見直し続けて、今に至ります。

モノ減らしモードMAXの時はこんな感じの部屋でした。

モノを減らすことで得られた変化

不思議なことに、環境は何も変わっていないのに、

モノを手放すだけで生活が大きく変わりました。

 

  • 片付けや掃除の手間が激減
  • ムダな買い物がなくなり、貯金ができるように
  • アレルギーが改善し、体調が良くなる
  • 休日に趣味を楽しむ時間が増える

 

そうして気づいたのは、

「自分のキャパを超えたモノを持ち続けることで、掃除の手間を増やし、時間・健康・お金を無駄にしていた」ということでした。

部屋がスッキリすると、「何かをしたい」という意欲が湧いてくるんです。

ミニマリズムはゴールではない

ただし、「モノの数を減らせば減らすほど、ミニマリストに近づくわけではない」とも感じました。

 

  • 限界まで減らせばいいわけではない
  • 一気に減らすと、モノを買いたいリバウンドがくる
  • 大切なのは「今の自分にとって必要なモノかどうか」

 

モノの数を競って減らすことは意味がなく、本当に必要なモノを見極めることが大事。

 

 

「どうすればモノを減らせるか」ではなく、「自分にとって何が必要か」

を考え続けることで、

自分の軸や好きなモノ、大切なモノが見えてきます。

おわりに:ミニマリズムを通じて得たもの

私にとってミニマリズムとは、「自分にとって大切なモノを見極めるための手段」。

 

やりたいことに全力で取り組むために、少しだけモノが増えることもあります。

でも、それが自分にとって必要ならば問題はない。

 

大切なのは、

自分の気持ちに寄り添いながら、心が豊かで幸せであること。

 

「モノを減らすこと」はあくまで手段であり、

本当の目的は「自分らしく、満たされた暮らしを送ること」なのです。

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この記事を書いた人

少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

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