家計簿・時間・モノで自分がわかる!『見える化内省』のすすめ

ぬん

こんにちは
ミニマリスト ぬん です

ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしていきます。

Profile

ぬん

Minimalist/Hygge/Blogger

  • 32歳 3人暮らし     (妻・息子)
  • ミニマリスト歴 6年
  • ブログ歴 2年

      

私たちが日々の暮らしを「心地よく」過ごしていくために、欠かせないものがあります。

それは、自分自身のことを知ること=内省(ないせい)です。

 

どんなモノに囲まれていると落ち着くのか、

どんな時にストレスを感じ、何に満たされるのか、

どんな生活リズムや人との距離感が、自分にとって無理のない形なのか。

 

それらを知らないまま、なんとなく流されるように日々を過ごしてしまうと、

いつの間にか「心地よくない日常」が積み重なっていきます。

 

ですが、「自分を知る」ことは思った以上に難しいものです。

なぜなら、私たちは主観でしか自分を見られず、

「分かっているつもり」になりがちだからです。

 

そこで鍵になるのが、「内省を数字で行う」という視点。

つまり、日常の中にあるデータ=行動や選択を“数値化”して、客観的に自分を見るという技術です。

 

考えるより、書き出すより、まず“見てみる”。

すると、本当の自分の傾向や心の声が、静かに浮かび上がってきます。

 

本記事では、心地よい暮らしの土台としての「内省」をテーマに、

数字を使って自分を理解する具体的な方法をご紹介します。

タップできる目次

数値化は「行動の記録」であり、自分の鏡

数値化とは、「生活の中のデータをとること」。

 

たとえば:

  • 家計簿をつけて、お金の使い方を見る
  • タイムログを記録して、1日の流れを確認する
  • 睡眠時間や歩数をアプリでチェックする
  • モノの数を数えて、自分のこだわりを把握する

こういった“数字”を集めて見てみると、

考えるよりもずっと明確に「自分」が見えてきます。

 

「お金をどこに使っているか」は、

自分が何に価値を感じているかを教えてくれます。

 

「時間の使い方」は、優先順位や癖が丸見えになります。

 

「モノの偏り」は、自分のこだわりや不安の形が浮かび上がってきます。

 

数字は、嘘をつきません。

 

そして数字は、思っていた自分と、

実際の自分の“ズレ”をそっと教えてくれます。

家計簿は「自分の価値観を知るツール」

「節約のため」ではなく、「価値観を知るため」に見てみると面白い発見があります。

 

  • 外食費が多い → 人との時間を大切にしている
  • 美容費が多い → 自分らしくありたい欲求がある
  • Amazonで無意識に購入している → ストレス発散?

「何にお金をかけているか」=「何に満足や快を感じているか」。

月単位で見返すだけでも、心の状態や傾向が読み取れます。

 

夫婦で一緒に家計簿を見ることで、

互いの価値観を知るコミュニケーションにもなります。


時間ログは「自分の優先順位」を浮き彫りにする

次におすすめなのが、時間の記録。

1日を振り返って、「自分は何にどれだけ時間を使っているか」を可視化してみてください。

  • SNS → 2時間
  • 家事 → 1.5時間
  • 夫婦の会話 → 20分
  • 子どもとの時間 → 45分
  • 自分の趣味 → 30分

このように“時間の使い方”を数値で見ると、優先したいことと、

実際に優先していることのギャップが明確になります。

このギャップに気づくことこそが、「内省」の入口です。

 

最近使い始めましたが、Apple watchを使って計測できる

「時間管理-TIME HACKER」が使いやすくておすすめです。

 

時間管理 - TIME HACKER 時間を造るライフログ

時間管理 – TIME HACKER 時間を造るライフログ

Yayoi Yabu無料posted withアプリーチ


モノの数に、自分の“今”が映る

モノを数える、というのも立派な内省です。

 

クローゼットの中、キッチンの棚、本棚…

どこにどれだけのモノがあるかを数えてみると、

自分のこだわりや思考パターンがよく見えてきます。

 

  • 同じような服が何枚もある → 迷いがちなタイプ
  • 本が溢れてるけど読んでない → 情報収集で満足してしまう傾向
  • ガジェット類が多い → 効率化への強い関心

整理整頓というより、

“思考の整理”としてモノを数えてみるのは、意外と効果的です。

 

私の価値観で言うと、服を選ぶ時間と手間を減らしたい。

服の数は少なく、でも清潔感は保ちたい。

というものがあるので、少数精鋭のシンプルなデザインのモノを選ぶようにしています。


体調のログで「感情の波」を可視化

Apple Watchやヘルスケアアプリで、

体重・歩数・睡眠・心拍数などを記録している方も多いと思います。

 

これも立派な“内省データ”。

たとえば、

  • 睡眠が足りない日は感情の起伏が大きい
  • 運動量が少ない週はストレスを感じやすい
  • 生理周期や気圧変化と気分の関係がある

 

こうした“体の状態と心の状態”のつながりに気づくことは、

セルフケアに直結します。

 

体重計に毎日乗ることで、ダイエット効果があるというのも数値化が関係しています。

 

「前日は食べ過ぎたから、今日は控えようか。」

というブレーキがかかるので食べ過ぎを防ぐことができます。

 

食べ過ぎたかそうでないかで、自分の気分も知ることができます。


データは静かに「あなたはこういう人」と教えてくれる

私たちは、自分のことを分かっているようで、実は見えていないことが多いものです。

 

でも、日々の行動、選択、習慣は嘘をつきません。

そして、それを数字で見えるようにすることで、本当の“自分の傾向”がわかります。

 

大切なのは、「記録をつけること」よりも、

「記録から自分を知ろうとする視点」を持つこと。

 

「ああ、私ってこういうとき、こうなるんだな」と気づくだけで、

暮らし方や考え方が変わっていきます。


まとめ|数えることで、心が整っていく

数値化することで、

自分が「何に疲れているのか」「何に満たされているのか」がクリアになります。

 

・お金 → 自分の価値観
・時間 → 優先順位と余白
・モノ → こだわりと不安
・体調 → 心と身体の連動

内省は特別なことではなく、“自分と向き合う技術”です。

そして30代の今こそ、それを身につける絶好のタイミング。

 

まずは、「記録して、数えて、見てみる」ことから始めてみてください。

それが、心地よく生きるための第一歩になります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

少ないモノで心地よく暮らすミニマリズムの考え方を通じて、
日々の小さな幸せを見つける方法を伝えていきます。

コメント

コメントする

CAPTCHA


タップできる目次