ぬんこんにちは
ミニマリスト ぬん です
ミニマリストを目指す過程で学んだ
少ないモノで、心地よく暮らすヒントをお届けしています。
朝起きて、時計を見るためにスマホを手に取る。
それだけのつもりだった。
でも、気づけばSNSを開き、流れてくる投稿を眺めている。
誰かの日常。
おすすめの動画。
気になるニュース。
一つ見れば、また次が流れてくる。
「少しだけ」のつもりが、10分、20分と過ぎていく。
情報は、自分で取りに行っているようで、実は受け取っているだけなのかもしれない。
最近、そんなことを考えるようになった。
本当に必要なのは、情報を浴びることではなく、情報を取りにいくことだ。
知りたいことを調べる。
読みたい本を読む。
尊敬する人の発信を見に行く。
目的を持って情報を選ぶ。
その時間は、自分の意思で生きている感覚がある。
一方で、SNSは違う。
自分が選ぶ前に、情報が次々と流れてくる。
気づけば、自分の興味ではなく、アルゴリズムが選んだ情報を眺めている。
最近私も投稿を手軽にするために、ThreadsとInstagramをスマホへ入れてみた。
でも実際は、投稿する時間より、流れてくる投稿を見ている時間のほうがずっと長かった。
それなら、このアプリは今の自分には必要ない。
そう思って、削除した。
投稿はパソコンからでもできる。
大切なのは、「いつでも見られること」ではなく、
「見なくても困らない環境」をつくることだった。
私は、意志の強さよりも仕組みを信じている。
朝起きたらスマホを持たず、そのままランニングへ行く。
お風呂から上がったら、スマホは充電器へ置く。


スマホを手に取らなくても済む環境をつくる。
そうすると、不思議なくらい心が静かになる。
実は、この感覚は初めてではない。
テレビを手放したときも、同じだった。
テレビのない暮らしを始めて、本当に良かったと思っている。
以前は、帰宅すると何となくテレビをつけていた。
見たい番組があるわけではない。
ただ、流れてくる映像を眺めていた。
でもテレビを手放してからは、自分で「何を見るか」を選ぶようになった。
読書をする。
ブログを書く。
散歩をする。
料理をする。
ただ考え事をする。
そんな能動的な時間が、少しずつ増えていった。
そして、不思議なことに購買意欲も落ち着いていった。
次々と流れてくる広告や情報に触れる機会が減ったことで、
「欲しい」と思う回数そのものが少なくなった。
ミニマリストになって、一番恩恵を受けたのは、モノが減ったことではない。
時間を取り戻せたことだと思う。
その時間は、家族との時間になった。
食事をゆっくり楽しむ時間。
子どもの成長を見守る時間。
妻と何気ない話をする時間。
そして、自分自身と向き合う時間。


スマホを見ていない時間には、余白がある。
余白があるから、考えることができる。
自分は何を大切にしたいのか。
どんな暮らしを送りたいのか。
どんな文章を書きたいのか。
そんな思考や思想は、情報に囲まれている時間ではなく、静かな時間の中で少しずつ育っていく。
情報は、多いことが豊かさではない。
自分に必要な情報を、自分の意思で選び取れること。
それが、本当の豊かさなのだと思う。
だから今日も、情報に振り回されるのではなく、自分から情報を取りにいく。
そして空いた時間は、家族と笑い合い、自分と向き合い、静かに暮らしていきたい。
余白は、何もしない時間ではない。
自分らしい人生を育てる時間なのだから。








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